光センサーについて原理や解説、光センサーの疑問をすっきり解決します!

光センサーとは!?
光センサーの利点や欠点をわかりやすく解説!

光センサーについて
光センサーとは、によって物の大きさや、長さなどの物理量、位置や段差、変位、外観を検知する機器です。
検知する方法で、を透過させる透過型フォトセンサーと、を反射する反射型フォトセンサーにわけられます。
光センサーが使われているもので、広く一般的なものとして自動ドアがあります。
他にもATM(現金自動預け払い機)で紙幣の有無の検知に使われていたり、偽札の判別などにも使用されています。
さらに、もっと身近な自動販売機、駅の自動改札など、数多くの身近な物に光センサーが使用されています。



の波長
にはいろいろな色があり、この色の違いがの波長に表れます。
この波長の違いを表す数字に、単位nm(ナノメートル)が使われています。
例として、青いは波長にして430〜460nm、緑のが500〜570nm、黄のは570〜590nmと、このように違いがあります。
例にあげたは可視線に分類され、およそ400nm〜800nmの間の波長がこれにあたり、対照的に眼に見えないを、不可視線といい、紫外線や赤外線と呼ばれるものがこれにあたります。



■透過型フォトセンサー
透過型フォトセンサーとは、発素子のが受素子にあたるように双方の素子が向かい合った構造の光センサーのことをいい、発素子の光が遮光されることにより変化する受素子の出力をとらえセンサーとするものです。

●利点
学系がシンプルで低コスト。
・取り付けが容易。
・高い検知精度。
・発素子のを受素子へ伝えやすいので電流が大きい。
・遮物であれば色に関係なく検知できる。

●欠点
・発素子と受素子の距離により検知できる大きさが限られる。

■反射型フォトセンサー
反射型フォトセンサーとは、発素子と受素子が同方向を向いた構造になった光センサーで、発素子からのを検知物に当て、反射してくるを受素子で受けて検知します。
受発部が同じ個所にあるため、大きな形状のものや透過型フォトセンサが使用しにくい平面での検知に向いています。

●利点
・反射物表面の濃淡を検出可能。
・取りつけが容易。

●欠点
欠点検知物が限られる。



光センサー利用事例
ATM【カード検知・紙幣検知・内部機構検知】
釣銭機【カード検知・硬貨検知】
金銭識別気【バーコード検知】
券売機【硬貨検知・切符検知・紙幣検知】

サンド機【内部機構検知・パチンコ玉検知】

シリンジポンプ【内部機構】
POSレジ【コピー用紙検知】
自動改札【切符検知】


光電センサー情報

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